秋雨が続くなか、この日も午前中は激しい雨に見舞われた。その後は天候が持ち直し、イーグルポイントゴルフクラブで「THE BELLMORE CUP 2026」が無事に開催された。クラブハウスへ足を踏み入れると、廊下はBELLMOREを象徴する深いグリーンの光に包まれていた。エントランスにはレンジローバー、館内には新作ウェア、ラウンド後の会場にはDJと弦楽四重奏の音楽が流れ、ANGEL CHAMPAGNEをはじめとするお酒や鮨も並んだ。そこに集ったのは、ゴルファーだけではない。

EVENT PROFILE
THE BELLMORE CUP 2026開催概要
ゴルフ、ファッション、音楽、車、ライフスタイルが交差する完全招待制のラグジュアリーゴルフイベント。
- 開催日
- 2026年9月15日(火)
- 会場
- イーグルポイントゴルフクラブ
(茨城県稲敷郡阿見町) - 形式
- 完全招待制/新ペリア方式
- 主催・運営
- 株式会社Good Life Wellness / Flying B Entertainment Inc.
- コンセプト
- ラグジュアリーだけどもっと自由に。
子供たちが憧れるゴルフの世界観を。
2026年9月15日、AK-69がプロデュースするゴルフブランド「BELLMORE」による完全招待制イベント「THE BELLMORE CUP 2026」が開催された。アーティストでは、DA PUMPのISSAさん、湘南乃風のRED RICEさん、MIGHTY CROWNのSAMI-Tさん、DOBERMAN INFINITYのKUBO-CさんとGSさんが参加。スポーツ界からも、プロ野球の原辰徳さん、谷繁元信さん、和田一浩さん、内川聖一さん、サッカーの松井大輔さん、バレーボールの狩野舞子さん、レスリングの吉田沙保里さんらが顔をそろえた。約130人の招待客が、競技やジャンルの垣根を越え、ゴルフを中心にファッション、音楽、車、食が交差する一日を楽しんだ。
ゴルフ場全体に広がった、BELLMOREの世界観
スタート前、参加者はBELLMOREのトップスやキャップを身につけて集合した。白、グリーン、ネイビーを基調にした装いがフェアウェイに並ぶと、通常のコンペとは明らかに違う統一感が生まれる。競技の始まりであると同時に、BELLMOREが描く世界観の幕開けでもあった。

クラブハウスでは、照明、盆栽、ウェア、サインまでが同じトーンで構成されていた。商品の展示だけを独立させるのではなく、来場した瞬間からブランドの中へ入っていくように設計されている。エントランスのレンジローバーも、単なる車両展示ではなく、その導線をつくる一部として置かれていた。






AK-69が掲げる「ラグジュアリーだけどもっと自由に。」
THE CONCEPT
ラグジュアリーだけどもっと自由に。
We don’t just dress the game.
We open it.
順位を決め、景品を受け取って終わる従来型のコンペではなく、ゴルフ場全体を一つの舞台にする。その考え方が、この日の演出にも貫かれていた。
企画の核にあるのは、AK-69がライブで培ってきた演出力をゴルフへ持ち込み、「仲間、品格、挑戦」をまとったカルチャーとして形にすること。AK-69本人も朝から参加者を迎え、アフターパーティーではマイクを手に一日を締めくくった。主催者とゲストが離れたイベントではなく、同じラウンドと同じ時間を共有する距離の近さが、この大会の熱量をつくっていた。

ラウンド後も続く、食と音楽のホスピタリティ
ラウンドを終えた参加者を待っていたのは、表彰式だけではなかった。コースを望む窓辺には料理が並び、「鮨あらい」「鮨さいとう」も出店し、食の面でも参加者をもてなした。会場にはAK-69がプロデュースする日本酒「陸・玖」や1800テキーラ、ANGEL CHAMPAGNEのディスプレイも。DJの選曲や弦楽四重奏の生演奏とともに、クラブハウスの空気はスポーツ競技の緊張から、上質なパーティーへ自然に切り替わっていった。



ゴルフのスコアを競う「GOLF」、到着時の高揚感をつくる「ARRIVAL」、食と音楽でもてなす「HOSPITALITY」、そして「AFTER GOLF」。大会資料に記された四つの体験が、実際の会場で途切れることなくつながっていた。


ISSA、RED RICEら、多彩なゲストがゴルフで交流
クラブハウスでは、DA PUMPのISSAさん、湘南乃風のRED RICEさんの姿も見られた。アーティスト、アスリート、経営者、プロゴルファーが同じドレスコードでラウンドし、同じパーティーに集う。肩書よりも「ゴルフが好き」という共通項が先に立つからこそ、普段は交わりにくいジャンルの人々が自然に会話を始めていた。


華やかなゲストの顔ぶれは確かに大会の魅力だ。ただし、この日の価値は有名人が集まったことだけではない。プレー、装い、音楽、食事までを一つの文脈で共有したことで、会場全体に独自の一体感が生まれていた。
原辰徳さんに聞く。「挑戦」がつなぐ野球とゴルフ
大会には、元読売巨人軍監督の原辰徳さんも参加していた。GOLF STANDARD編集部は会場で原さんにインタビューし、野球とゴルフに共通する「挑戦」や、プレッシャーとの向き合い方について話を聞いた。

TATSUNORI HARA / PROFILE
原 辰徳
東海大相模高校、東海大学を経て、1980年ドラフト1位で巨人入り。1981年新人王、1983年打点王・MVP。現役15年間で通算1,675安打、382本塁打を記録した。監督としてリーグ優勝9回、日本一3回、2009年WBC連覇を達成。
ゴルフでも競技に挑み、相模原ゴルフクラブのクラブチャンピオンを獲得。2025年には日本シニアオープンに初出場し、関東ミッドシニア選手権で12位タイに入って日本ミッドシニア選手権の出場資格を得た。PGAシニアツアーにも参戦し、2026年8月の「倉本昌弘INVITATIONAL THE EAGLE GOLF」ではセカンドベストアマを受賞。アマチュアゴルファーとして挑戦を続けている。
「野球とゴルフには異なる部分もあります。でも、どちらも基本は挑戦です。」
野球とゴルフの違いを尋ねると、原さんは、チームスポーツと個人スポーツという性質の違いを認めたうえで、どちらも根本にあるのは「挑戦」だと話した。個人競技であっても、ルールの中で自分を表現することが大切だという。ゴルフには競技ルールだけでなく、ドレスコードなど守るべきものがあり、「スポーツにはルールがあって、その中でやり抜くことが大事」と続けた。
現役選手、監督、そしてゴルフ。それぞれで感じるプレッシャーについて聞くと、原さんは「一生懸命頑張ろうと思う時、力試しができる時がプレッシャー」と説明し、「プレッシャーがかかる時は、すごく楽しい時になる」と答えた。重圧を避けるのではなく、「楽しみながら」受け止める。その姿勢は、順位だけでなく挑戦そのものを楽しむ、この日のコンペにも重なっていた。
関連記事:原さんをはじめ、競技を離れてもゴルフに本気で向き合う野球界の名選手たちは「ゴルフも一流!プロ並みに上手い元プロ野球選手10人」でも紹介している。
青島賢吾さんがベストグロス、加藤将明プロが新ペリア優勝

米国で培った実力を発揮した青島賢吾さんが、グロス69でベストグロス賞を獲得した。さらに、AK-69にちなんで事前に用意されていた「69特別賞」も獲得し、ダブル受賞となった。新ペリア方式では加藤将明プロが優勝。表彰式ではグリーンジャケットに身を包み、AK-69と並んで「CHAMPION AWARD」を掲げた。

青島賢吾 / Kengo Aoshima
世界ジュニア選手権に13年連続出場し、ウェイクフォレスト大学とUCLAでプレー。2019年アーノルド・パーマーカップ国際選抜に日本人初選出。2025年関東ミッドアマ優勝、2026年プロ転向。

加藤将明 / Masaaki Kato
1983年9月15日生まれ、東京都出身。日本大学を経て2006年にツアープレーヤーへ転向。つるやオープンでツアーデビュー。今大会では新ペリア優勝を飾った。
受賞者写真:THE BELLMORE CUP主催者提供。

飛距離を競うドラコン賞は、元バレーボール日本代表の狩野舞子さんが獲得。ピンへの近さを競うニアピン賞には、ゴルフインフルエンサーの元内ゆうさんが輝いた。

狩野舞子 / Maiko Kano
2012年ロンドン五輪銅メダリスト。久光製薬や海外リーグでプレーし、2018年に現役を引退。現在は解説や普及活動に取り組む傍ら、年間100ラウンド以上を楽しむほどゴルフに熱中している。

元内ゆう / Yuu Motouchi
ゴルフをテーマにSNSで発信するインフルエンサー。Instagram「yuu1115yuu」やYouTube「おはゆうチャンネル」で活動。USGTFレベルⅢの資格を持ち、レッスンコーチとしても活動している。
狩野舞子さんの写真:本大会主催者提供。元内ゆうさんのプロフィール写真:スクランブルゴルフチャンピオンシップ in 神戸 2025公式サイト(本大会の現地写真ではありません)。
ホールインワン賞には、レンジローバーを2年間リースで利用できる特別なプレゼントも用意されていた。AK-69が自費で用意した賞品だったが、この日は惜しくもホールインワン達成者は現れなかった。それでも会場には参加者たちの談笑が広がり、和やかな雰囲気が続いていた。
ゴルフでつながる一日を、次の世代へ

ラウンドを終えた参加者がクラブハウスに戻り、食事と音楽を楽しむ。表彰式では、プロも元アスリートもインフルエンサーも、それぞれのプレーをたたえられた。THE BELLMORE CUPの魅力は、豪華なゲストの顔ぶれだけではない。異なる分野の人たちが、ゴルフを通じて同じ一日を共有していたことだ。
主催者の企画資料には、「子供たちが憧れるゴルフの世界観を。」という思いとともに、子どもたちがゴルフに触れる機会づくりや、用具・ウェアの支援、レッスンにつなげる取り組みが今後の構想として記されている。今回の招待制イベントで生まれた交流を、これからどんな形で広げていくのか。その展開にも注目したい。
スコアを競う楽しさに、装う楽しさ、集まる楽しさが重なる。AK-69が掲げる「ラグジュアリーだけどもっと自由に。」という思いは、ゴルフ場で過ごす時間全体を通じて形になっていた。THE BELLMORE CUP 2026は、BELLMOREの世界観を、着るものから過ごす時間へと広げる一日となった。
映像で振り返る、THE BELLMORE CUP 2026
当日のプレーや会場の空気、アフターパーティーの様子を、主催者から届いた3本のアフタームービーで紹介する。
関連リンク
- ゴルフブランド30選|人気メーカー・ゴルフウェアを比較
- BELLMORE公式サイト
- 青島賢吾|KEN5 GOLF
- 青島賢吾 Instagram
- 加藤将明|JGTOプロフィール
- 原辰徳|NPB個人年度別成績
- 原辰徳|野球殿堂博物館
- 原辰徳のゴルフ経歴|日本ゴルフ協会
- 関東ミッドシニア選手権(2025年)|関東ゴルフ連盟
- 倉本昌弘招待大会 セカンドベストアマ|日本プロゴルフ協会
取材・現地撮影:GOLF STANDARD編集部
写真提供:THE BELLMORE CUP主催者(一部写真を除く)。映像:AK-69 Official Channel。元内ゆうさんのプロフィール写真は上記出典を参照。
集合写真は手前のボックスのみAI補修。
















