ゴルフは「スコア」より先に「ルールと安全」です。 初心者がやらかしやすいのは、ショットよりも“知らないまま進めてしまう”こと。ここでは、ラウンド中に必ず遭遇する基本ルール7つを、その場で恥をかかない/同伴者に迷惑をかけない視点で“使える形”に整理します。迷ったらこのページを台本にしてください。
知らないと恥をかく!?初心者が覚えるべき基本ゴルフルール7選
危ない状況は“止める”が正解。 声・確認・待つ。ここができるだけで信用が乗る。
遅れは全員のストレス。 ルールは“進行を止めない”ためにある、が本質。
処理を知ってる=大人。 迷うと空気が止まる。手順だけ暗記でOK。
01 打つ前の安全確認(前の組・距離・死角)

ゴルフの最重要ルールは「安全確認をしてから打つ」です。前の組に届く可能性が少しでもあるなら、技術やスコアよりも“待つ”が正解。 特に初心者がやらかしやすいのが、前の組が見えない場面(谷・ドッグレッグ・林越えなど)でのショット。 「見えない=安全じゃない」を合言葉に、同伴者へ距離や着弾地点を確認してから打てば、恥もトラブルもほぼ防げます。 ここができるだけで「ルールを分かってる人」に見えます。
やるべき
- ✓前の組が着弾地点を離れたのを確認してから打つ
- ✓見えない時は同伴者に一言「届きます?」
- ✓隣ホール含め周囲の位置(人・カート)を確認してから構える
やったらダメ
- ×「多分大丈夫」で打つ
- ×前が詰まってるのに急いで強振する
- ×死角(林の向こう等)に打ち込むのに声を出さない

コーチのひとこと:結論:安全確認は“マナー”じゃなく“ルール”初心者が恥をかくのはミスショットではなく、危ない状況で打ってしまうこと。 迷ったら待つ、見えないなら確認。この2つだけで十分です。
02 「ファー!」は“早め・大きめ”が礼儀


「ファー!」はゴルフの基本マナーであり、同時に安全のためのルールです。 右でも左でも、人がいそうな方向へボールが飛んだ瞬間に大きな声で早く出すのが正解。 「外したら恥ずかしい?」と思いがちですが逆で、ファーが出せる人ほど周囲を見ている=信用される。 初心者ほど、ミスの可能性が高いからこそ、ファーの基準は“当たるかも”で即に寄せるのが安全です。








コーチのひとこと: 「ファー!」は謝罪じゃなく安全装置。声が出るだけで、同伴者の見る目が変わります。「たぶん当たらない」は遅い。判断が遅いほど危険です。方向が分かるなら「右!」「左!」も添えるとさらに親切。
03 暫定球(プロビジョナル):疑わしいなら“先に打つ”
初心者が最も空気を止めるのが、OBやロストで戻って打ち直しになるパターン。 それを一発で防げるのが暫定球(プロビジョナル)です。 OBや紛失(ロスト)が少しでも怪しいなら、「暫定球打ちます」と宣言して同じ場所からもう1球。 これだけで探し戻りの時間が消えるので、同伴者から一番感謝されます。 ルールの細部より、まずは宣言→1球→見つかれば使わないの型だけ覚えればOKです。
暫定球の“超短い手順”
迷わないための台本- 宣言「暫定球打ちます」黙って打つとトラブルになる
- もう1球を同じ場所から打つ次に戻らなくて済む
- 先球が見つかれば暫定球は使わない見つからなければ暫定球で続行








コーチのひとこと:結論:暫定球は“上手い人のルール”じゃない。暫定球は初心者のための進行管理ツール。ミスを責めるより、止まらないことが一番大事です。
04 OB:基本は「1打罰+打ち直し」発想


ゴルフのOB(アウトオブバウンズ)は、コース外に出たボール。原則は1打罰で、元の場所(ティや打った地点付近)からの打ち直しという考え方になります。 ここを知らないと、現地で「どこから打つ?」「何打罰?」で止まりがち。 だからこそ、OBが怪しい時点で暫定球を打てる人は強いです。 初心者はまず「OB=コース外」「基本は1打罰」「だから暫定球が重要」この3点だけ覚えれば十分。 細かなローカルルールはゴルフ場や同伴者に確認すればOKです。








初心者が止まりやすいポイント。OB処理で進行が止まるのが一番きつい。だから「怪しいなら暫定球」を反射で出すのが最短ルートです。
05 ロスト(見つからない):探すのは“短く”
ボールが見つからない(ロストボール)場面で、初心者がやりがちなのが延々探し続けること。 ゴルフの本質はスコアだけでなく進行(プレーファスト)。探し続けるほど後ろが詰まり、同伴者も気を使います。 ここでの正解は、①落ちた場所の目星を共有→②短時間で捜索→③見つからなければ切り替え。 そして最強の保険が暫定球です。 ミスは仕方ないので、評価が落ちるのはミスではなく“長さ”だと割り切るのが大人です。
やるべき
- ✓まず大体の地点を同伴者に共有する
- ✓探す人と次の準備(クラブ選び)を分ける
- ✓見つからないなら即切替(暫定球へ)
やったらダメ
- ×1人で黙って森に入っていく
- ×探しながら愚痴る/謝り続ける
- ×次の打つ準備がゼロのまま戻ってくる








コーチのひとこと: ロストで評価が落ちるのはミスじゃなく“長さ”。切替が早い人は、周りのストレスを消せます。
06 ペナルティエリア(赤・黄杭):救済の“型”だけ覚える
池やクリークなど、水辺やハザード周りに立つ赤杭/黄杭は「ペナルティエリア」。 初心者が困るのは「どこから打つ?」「罰はいくつ?」で悩んで止まることです。 まず覚えるべきは、基本は1打罰で救済が取れるという一点。 そしてもう一つは、ルールを完璧に暗記するより“安全に出して進める”のが正解だということ。 迷ったら「ここ赤杭ですか?」と同伴者に確認し、無理に打たずに救済で進めれば、揉めずに最短で回れます。
ペナルティエリア:初心者の実戦解
迷ったら安全側- 無理に打たないまず「出す」優先。大事故を防ぐ
- 1打罰の救済があると知る水辺で悩む時間が一番きつい
- 判断が難しければ同伴者に聞く「ここ赤杭ですか?」でOK








コーチのひとこと:結論:ここは“正確さ”より“テンポ” 細かい条文を暗記するより、止まらない・揉めないが勝ち。初回は特に、同伴者に委ねてOKです。
07 グリーン上の基本:触らない・踏まない・直す


グリーンは、ゴルフで一番所作(マナー)が目立つ場所です。 初心者が恥をかきやすいのは、ラインを踏む/またぐ、クラブや荷物の置き方が雑、ボールマークを直さない、などの“気遣い不足”。 逆に言えば、①他人のパットラインを踏まない ②ボールマークを直す ③置き場所に気をつけるの3つだけ押さえれば十分に「ちゃんとしてる人」に見えます。 ここはスコアよりも評価に直結するので、最初に覚える価値が高い基本ルールです。
やるべき
- ✓他人のパットラインをまたがない
- ✓自分のボールマークを直す
- ✓ボールを拾ったらすぐマークを回収
やったらダメ
- ×他人のラインを踏む/跨ぐ
- ×クラブや荷物を雑に置く(踏まれる原因)
- ×パット前にガチャガチャ動く(集中を切る)








コーチのひとこと: グリーンは“静かな気遣い”が一番伝わる場所。直すだけで、同伴者の評価が上がります。
よくある質問(FAQ)


初心者: ルールが曖昧で、毎回止まりそうになります…。


コーチ: 初回はそれで普通。止まりそうになったら「安全→進行→罰」の順で判断。迷ったら同伴者に聞くのが最速です。



「暫定球」って、いつ打てばいいの?



OB/ロストが少しでも怪しいなら打つ。宣言して打てば、戻り時間が消えて全員が助かります。



「ファー!」って、外したら恥ずかしくない?



逆。早く出せる人ほど信用されます。外れても問題なし。遅い方が危険です。
まとめ:初心者が“恥をかかない”最短ルート
ゴルフのルールは難しく見えて、初心者がまず必要なのは「安全」と「進行を止めない動き」です。①安全確認 ②ファー ③暫定球の3つを最優先で押さえれば、多少ミスしても空気は崩れません。あとはOB/ロスト/赤黄杭/グリーン所作を“型”で覚えれば、ラウンド中に困らなくなります。














