ゴルフ用語集|ま行
ま行(マ〜モ)は、スコア管理・ゲーム形式・メンタルなど、「ゴルフの中身」を語る言葉が多め。
コースマネジメントからマーカー、マッチプレー、メンタルゲームまで、
意味・ポイント・ラウンドでの使われ方+キャラ会話 つきで分かりやすく整理していきます。
目次(タップでジャンプ)
マーカー/ボールマーカー
マーカー(ボールマーカー)とは、グリーン上でボールを拾い上げるときに、位置を示すために置く小さな目印のこと。
コイン型の専用マーカーのほか、ティーや10円玉などを代用することもあります。
- 他の人のラインの邪魔になりそうなときは、必ずボールをマーク(マーキング)する
- ボールの真後ろに置くのが基本。戻すときは、マーカーの位置にボールを戻してからマーカーを外す
- オシャレなオリジナルマーカーで、さりげなく個性を出す楽しみ方も人気
よくある使い方
姉さん: ちょっとラインかぶってるから、ボールマークしてもらっていい?
終わったら、ちゃんと元の位置に戻してね〜。
おっちゃん: ワシ今日、財布忘れて小銭ないからティーでマーカーしてたら、
ネコ先生に「それ砂場の旗ちゃうで」って真顔で注意されたわ…。
マネジメント(コースマネジメント)
マネジメント(コースマネジメント)とは、ホールごとにどこに打って、どこを避けて、どうスコアを作るかを考えること。
「飛ばす」より「考える」ことでスコアを安定させる考え方です。
- OBや池、バンカーなど「絶対に外したくない場所」をまず把握する
- 自分の得意距離に残す・無理せず刻むなど、「自分基準」でプランを立てるのがコツ
- スイングを変えなくても、マネジメントを見直すだけで10打前後縮まることも多い
よくある使い方
ネコ先生: このホールは右OBきついから、左ラフOKのマネジメントで行こう。
無理にドライバーで狙うより、フェアウェイウッドで刻んだ方が絶対いいよ。
ハムくん: おじさん、「仕事のマネジメントは得意やねん」って言う割に、
ゴルフのマネジメントは毎回行き当たりばったりですよね…(笑)。
マリガン(マリガンルール)
マリガンとは、カジュアルラウンドで使われる「おまけの打ち直し」のこと。
正式なルールではありませんが、仲間内で「1ラウンド1回だけマリガンOK」などと決めて楽しむことがあります。
- 公式競技ではもちろんNG。あくまで仲間内のローカルルール
- 最初のティーショットだけ、1回だけ、など条件を決めておかないとケンカの元
- 頼りすぎると本番でメンタルが崩れるので、「遊びの要素」としてほどほどに
よくある使い方
パンダ先輩: 今日のラウンドは、1番ホールだけマリガンありにしよか。
いきなりOBした人は、もう1球だけ打ち直していいルール。
おっちゃん: 人生にもマリガン欲しいよな…。
20代のあたりで一回「やり直しボタン」押させてほしいわ、ほんま。
マッチプレー
マッチプレーとは、ストロークの合計ではなく、ホールごとの勝ち負けで競う形式のこと。
各ホールでスコアの少ない方が「1アップ」、多い方が「1ダウン」となり、その差で勝敗を決めます。
- 18ホール終了時点で「◯アップ」で勝ち、「オールスクエア」なら引き分け
- 途中で「コンシード(OKパット)」を出して、相手のパットを免除する駆け引きも特徴
- トータルスコアが悪くても、要所で勝てば試合に勝てるのがマッチプレーの面白さ
よくある使い方
リスくん: 今日はマッチプレーで勝負しようよ。
トータルじゃなくて、ホールごとの「1アップ・1ダウン」で決めるやつね。
ハムくん: おじさん、人生はずっと「借金マッチプレー」みたいなテンションで生きてません?
たまには早めに「ドーミー(王手状態)」くらい優位に立ちたいですね(笑)。
ミドルホール
ミドルホールとは、Par4のホールのこと。
ティーショット+セカンドショット+パットという構成が基本で、ラウンドの中で最も数が多い「標準的なホール」です。
- ティーショットでどこに置くかが、そのホールの難易度を大きく左右する
- 短めのミドルホールはバーディチャンス、長めのミドルはボギーでもOKなど目標を決めると楽
- Par3(ショートホール)、Par5(ロングホール)との違いもセットで覚えておくと◎
よくある使い方
ネコ先輩: ここは距離短めのミドルホールだから、パーか、できればバーディ狙いたいね。
ティーショットでフェアウェイキープできればチャンス広がるよ。
おっちゃん: ワシの頭の中、いつも「Par4」じゃなくて「+4」のミドルホールやからな…。
まずは「トリプルボギー卒業」から始めるわ。
ミスショット
ミスショットとは、狙った方向や距離から大きく外れてしまったショットのこと。
トップ・ダフリ・チーピン・シャンクなど、種類はさまざまです。
- 原因はアドレス・スイング軌道・フェース向き・力みなど、多岐にわたる
- ラウンド中は「なぜミスったか」を1つだけに絞ってシンプルに考える方が◎
- ミスショット自体より、その後の「リカバリー」と「メンタルの立て直し」がスコアを左右する
よくある使い方
パンダ先輩: 今のは完全に力みすぎやな。
次は一回深呼吸して、「コンパクトに振る」だけ意識してミスショット減らそか。
ハムくん: おじさん、1ホールに「名シーン」と「レアなミスショット」両方詰め込むのやめましょう。
見どころ多すぎて編集が大変です(笑)。
目土/目土袋
目土(めつち)とは、ディボット跡やターフを取ってしまった場所に砂や土を入れて平らにすること。
そのための砂を入れた袋が、目土袋です。
- フェアウェイやティーイングエリアで芝を大きく削ってしまったら、自分で目土するのがマナー
- コースによってはカートに目土ボトルが備え付けられている
- 丁寧に目土しておくと、次に打つ人のライが良くなるだけでなく、芝の回復も早くなる
よくある使い方
ネコ先輩: 今のショット、ターフごっそり持っていったから、ちゃんと目土しておこうか。
こういう一手間が「エチケットの良さ」に直結するよ。
おっちゃん: ワシの人生にも目土したいわ…。
へこんだところにサラッと砂入れて、きれいにフラットに戻したい。
メンバー/ビジター
メンバーは、そのゴルフ場の会員のこと。ビジターは、会員ではないゲストプレーヤーを指します。
予約方法やプレーフィー、利用できるサービスなどが、メンバーとビジターで変わることが多いです。
- メンバーは、予約の取りやすさや料金面で優遇されるケースが多い
- ビジターは、メンバー同伴プレー限定のコースもあれば、ビジターだけで予約できるパブリックコースもある
- どちらの場合も、メンバーコースでは「クラブの雰囲気」に合った振る舞いが大切
よくある使い方
姉さん: ここ、私はメンバーだから、ビジターフィーよりちょっとお得なんだ。
たまには招待する側になるのも楽しいよ〜。
おっちゃん: ワシ、ゴルフ場だけやなくて人生でもずっと「ビジター感」あるねん…。
早くどこかのクラブに定住したいわ(笑)。
メンタルゲーム
メンタルゲームとは、「技術」だけでなく、集中力・感情・自己コントロールなど心の状態がスコアに影響することを指す言い方。
ゴルフはよく「メンタルスポーツ」とも呼ばれます。
- イライラ・焦り・緊張が強いと、スイングや判断が乱れてミスが連鎖しやすい
- 「1打ごとにリセット」「ミスしても淡々と次へ」など、自分なりのメンタルゲームのルールを持つと◎
- 上級者ほど、ショット練習と同じくらいメンタルの整え方を重視する
よくある使い方
ネコ先生: 今日崩れたの、スイングよりメンタルの問題が大きいかもね。
次は「怒らない・焦らない・引きずらない」をテーマに回ってみようか。
ハムくん: おじさん、1ホールごとに「自分反省会」を始めるから、
18ホール終わるころにはメンタルだけフルマラソン級に疲れてますよね…(笑)。
モーニングラウンド(早朝スルー)
モーニングラウンド(早朝スルー)とは、日の出ごろからスタートして、午前中の早い時間帯にラウンドを終えるスタイルのこと。
夏の暑さを避けたい人や、ラウンド後に仕事や予定がある人に人気です。
- 涼しい時間帯に回れるので、夏場でも比較的快適
- 「スループレー」でハーフ休憩を挟まず一気に18ホール回るプランも多い
- 終了後に温泉・仕事・家族サービスなど、1日を有効活用しやすいのがモーニングラウンドの魅力
よくある使い方
リスくん: 明日は早朝スルーだから、5時半スタートだよ。
暑くなる前に回り切って、昼からはゆっくり温泉タイムの予定。
おっちゃん: ワシの体内時計、まだ学生時代の夜型のままやから、
5時起きのモーニングラウンドしたら、そのあと丸1日昼寝してまいそうや…。














