ゴルフ用語集|や行
や行(ヤ〜ヨ)は、距離の単位・スコアの言い回し・読みなど、知っておくと会話についていきやすい言葉が多め。
ヤードやヤーデージブック、寄せワンといった頻出ワードを中心に、
意味・ポイント・ラウンドでの使われ方+キャラ会話 つきで整理していきます。
ヤード
ヤードとは、ゴルフで使われる距離の単位のこと。
1ヤードは約0.91メートルで、100ヤード ≒ 91メートルと覚えておくとイメージしやすくなります。
- スコア表示・残り距離表示・番手の目安など、ほぼすべてがヤード基準で語られる
- 「自分の7番アイアンは何ヤードか」など、ヤード感覚を掴むとクラブ選択がラクになる
- メートル換算が苦手なら「だいたい ×0.9」でざっくり覚えておけばOK
よくある使い方
ネコ先生: 残り120ヤードだから、普段の7番か8番だね。
風とライを見て、少しだけ大きめに打つか決めようか。
おっちゃん: ワシ、「コンビニまで何メートル?」じゃなくて「何ヤード?」で考えてまうようになってもうたわ…。
ゴルフ脳、生活に侵食しすぎやろ。
ヤーデージブック/ヤーデージ
ヤーデージブックとは、コースのレイアウトや各ポイントまでの距離(ヤーデージ)が詳細に書かれた小冊子のこと。
プロもアマも、コースマネジメントの教科書として活用します。
- ティーからバンカー・池・木の位置までのヤーデージが図解されている
- グリーンの奥行き・傾斜・安全ゾーンなども確認できることが多い
- スマホのGPSと併用すると、「どこに置けば次がラクか」を具体的に計画しやすい
よくある使い方
リスくん: ここ、手前のバンカーまで220ヤードってヤーデージブックに書いてあるから、
ドライバーじゃなくてフェアウェイウッドで刻んだ方がよさそうだね。
ハムくん: おじさん、ヤーデージブックじっくり読んでから、結局「とりあえずドライバー!」って打つのやめましょうね…。
読書時間ゼロみたいな決断してますよ。
ヤマ読み(山読み/谷読み)
ヤマ読みとは、グリーンの傾斜を見て「どっちに曲がるか」を推測すること。
山側・谷側や、全体の高低差を見てラインの曲がり具合を予測するイメージです。
- 「山から谷に転がる」イメージを持つと、曲がりの方向がイメージしやすい
- カップ周りだけでなく、ヤマ読みはグリーン全体の地形を見るのがポイント
- 読みが外れても、「なぜ違ったか」を振り返ると上達が早い
よくある使い方
ネコ先輩: このライン、全体は左が山だから、ほんのり右に切れていくね。
カップ1個分くらい右をヤマ読みしておこうか。
おっちゃん: ワシの人生のヤマ読み、だいたい外れて谷底コース行くんよな…。
たまにはイージーモードのフラットな人生歩ませてほしいわ。
ユーティリティ(UT)
ユーティリティ(UT)は、アイアンとフェアウェイウッドの中間のようなクラブ。
ロングアイアンより優しく、フェアウェイウッドより扱いやすい万能クラブとして人気です。
- 3UT・4UTなど、数字が小さいほどロフトが立ち、飛距離も出る
- ティーショット・フェアウェイ・ラフなど、色々なライから使えるのがユーティリティの強み
- ロングアイアンが苦手な人ほど、UTを上手く使うとスコアが安定しやすい
よくある使い方
パンダ先輩: この距離なら3番アイアンより4ユーティリティの方が安心やで。
ミスにも強いし、地面からも打ちやすい。
ハムくん: おじさんの人生にもユーティリティ欲しいですよね。
どんなトラブルライからでも、そこそこリカバリーしてくれる万能アイテム(笑)。
ユルいグリップ
ユルいグリップとは、クラブを握りしめ過ぎず、力を抜いて持つイメージのこと。
「ぎゅっと握らないで」「小鳥をそっと持つくらい」と表現されることも多いです。
- 力みを減らし、スイング全体のリズムやヘッドスピードを上げやすくなる
- ユルすぎてクラブがグラグラするのはNG。ユルいグリップは「方向は安定、力だけ抜く」イメージ
- アドレス〜フィニッシュまで、ずっと同じ強さで握れているかを意識すると◎
よくある使い方
姉さん: ちょっと右にすっぽ抜けたね。
ユルいグリップは大事だけど、フェースがブレないくらいには握っておこう。
おっちゃん: ワシ、クラブはガチガチに握るくせに、お金の管理はめちゃくちゃユルいグリップなんよな…。
そっちの力み抜くのはやめたいわ。
寄せワン
寄せワンとは、グリーン周りから1回の寄せ(アプローチ)+1パットでホールアウトすること。
寄せてワンパットで決める=「寄せワン」です。
- グリーンを外しても、寄せワンでパーセーブできるとスコアが崩れにくい
- アプローチの距離感と、ショートパットの精度が揃うと、寄せワン率が一気に上がる
- スコアを縮めたいなら「パーオン」より「寄せワン」を増やす方が近道なことも多い
よくある使い方
ネコ先輩: さっきのホール、グリーン外したけどナイス寄せワンやったね。
ああいうパーセーブが、トータルスコアを守ってくれるんよ。
ハムくん: おじさんは「寄せ3パット」くらいが持ち芸になってるので、
今日の目標は「寄せワン2回」「寄せ2パットキープ」ですかね(笑)。
4パット(よんパット)
4パット(よんパット)とは、1ホールでパターを4回打ってしまうこと。
「やってしまった…」という意味での自虐ワードとして使われることが多いです。
- 3パットでも痛いのに、4パットは大事故クラスのダメージ
- 原因はファーストパットの距離感ミスや、ショートパットの集中力切れなど
- ライン読みとタッチを整えるだけで、「よんパットだけは避ける」ことは十分可能
よくある使い方
リスくん: さっきのホール、3パットで済んだだけまだマシだよ。
あの位置から攻めすぎると、簡単に4パットあるラインだったし。
おっちゃん: ワシ、「ファーストパット強く打ちすぎ → オーバー → 返しもオーバー → 返し外す」で、4パットテンプレ作ってもうてるからな…。
そろそろ削除したいわ、そのテンプレ。
読み違い(ラインの読み)
読み違いとは、グリーンの傾斜や速さをイメージと違う方向・強さで読んでしまうこと。
「今のは完全に読み違えた」「ラインの読みが合ってなかった」などと使います。
- ラインそのもの(曲がり方)か、タッチ(強さ)のどちらを読み違いしたかを振り返ると上達につながる
- 上り・下り・芝目・風・カップ周りの傾斜など、読む要素は意外と多い
- パットが入らない日は、スイングより「読みの精度」を丁寧に見直すのがおすすめ
よくある使い方
ネコ先生: 今のはストロークは悪くないよ。
ちょっとだけ左に切れるラインを、まっすぐって読み違いしただけだね。
ハムくん: おじさん、ゴルフも人生も「楽観寄り」に読み違いしがちですよね…。
そこが魅力でもあり、スコアを崩す原因でもあるという(笑)。














