74ヤードから、3打目を入れてバーディー。PGA TOURが現地2026年10月26日に公開した週間ベストショットで、シェイマス・パワーの一打が1位に選ばれました。実際のプレーは10月24日、バターフィールド・バミューダ選手権第3ラウンドの14番パー4です。
見どころは、右ラフからの2打目がフェアウェイに止まり、そこから打った短いウェッジショット。今回は、そのプレーの構えから始まる単独の公式映像を紹介します。

シェイマス・パワー/ Seamus Power
2011年プロ転向。2021年バーバソル選手権と2022年バミューダ選手権で優勝。2026年のバミューダ選手権は2位に入りました。
第3ラウンド14番、残り74ヤードの3打目に注目。写真出典:PGA TOUR公式プロフィール。
- 1 パワーの74ヤード・バーディーを公式映像で見る
- 2 右ラフから、残り74ヤードの3打目でバーディー
- 3 短いウェッジは、落とす場所と転がる先を分ける
- 4 振り幅とキャリーを確かめる、練習3ステップ
- 4.2 狙った範囲へ運びやすい条件
- 4.3 無理にピンを狙わない方がよい条件
パワーの74ヤード・バーディーを公式映像で見る
映像出典:PGA TOUR公式・2026年10月26日公開の週間ベストショット。埋め込みは10月24日の14番を収めた単独映像で、0秒の構えから再生します。
右ラフから、残り74ヤードの3打目でバーディー
PGA TOURの単独映像の説明によると、398ヤードの14番でティーショットは右ラフへ。残り162ヤードから打った2打目は、左側のフェアウェイで止まりました。そこからピンまで74ヤードの3打目を直接入れ、パー4を3打で上がっています。74ヤードはショット前の残り距離で、ボールの実測キャリーではありません。
映像で見えるのは、短く刈られた場所からウェッジを振り、グリーンへ運んだ球がカップに入る流れです。2打目の後に残った場所と、3打目の落下地点から転がる先に注目してみてください。公式説明ではウェッジと分かりますが、ロフト角やモデル、狙った落下点、スピン量までは確認できません。
ここからは編集部の解説です。入った結果だけを目標にするより、短い距離でも「どこに落とすか」と「そこからどこまで転がるか」を分けて考える方が、自分のラウンドへ応用しやすくなります。ラフからの一打が予定どおりに運ばなかった後も、いまのライと残り距離から次の狙いを決め直す場面として見たい一打です。
短いウェッジは、落とす場所と転がる先を分ける

生徒: 74ヤードだと、いつも途中で緩めてショートします。この一打も大きく振らない方がいいのでしょうか?

コーチK: まずは自分の振り幅と距離の組み合わせを調べよう。パワーの動きを一つ見ただけで、同じ大きさなら74ヤードと考えないこと。自分が繰り返せる振り幅を決め、どこに落ちるか確かめるのが先だよ。

良い球が1球出ると、その距離を自分の基準にしてしまいます。

5球打って、短い球と長い球も含めて見よう。TitleistのMark Blackburnの解説でも、ウェッジごとに複数の振り幅と距離を把握することが大切とされている。次の3つは、その考え方を練習場で試すための例だよ。
振り幅とキャリーを確かめる、練習3ステップ

DRILL一つの振り幅で、着地点の幅を見る
使用球と練習場の距離表示を確認し、打ちやすいウェッジを1本選びます。無理のない小さめの振り幅で5球。入れることを狙わず、最初に落ちた場所を観察し、手前と奥の幅をメモします。
DRILL3通りの振り幅と距離を比べる
同じウェッジで、振り幅を少しずつ変えた3通りを試します。各5球の落下地点を比べ、例えば「小・中・大」と自分が区別できる目印で記録。球を探しに打席の前へ出たり、レンジの中へ目印を置いたりはしません。
DRILL1球ごとに目標と振り幅を決める
練習の最後は1球ずつ目標を変え、打つ前に使う振り幅を決めます。短いミスと長いミスが出ても安全な範囲を選び、構えてから距離を合わせ直さず、その準備で打てるか確認しましょう。
狙った範囲へ運びやすい条件
- ボールのライを確認し、普段どおりに打てる
- 使うウェッジと振り幅のキャリーが分かる
- 落下地点と転がる先に広い余裕がある
- 短い球と長い球のばらつきを見込める
無理にピンを狙わない方がよい条件
- 深いラフや傾斜で、普段の当たり方が難しい
- 手前の障害を越えるのに完璧な当たりが必要
- 奥へ外すと次のショットが極端に難しくなる
- 距離を合わせるため直前に減速したくなる
コースではピンの距離だけでなく、グリーン手前の障害と奥の余裕も見ます。普段の前後のばらつきが収まる、広い着地点を選ぶことが基本です。ラフや傾斜では練習場と同じ球になるとは限らないので、無理にピンの根元だけを狙う必要はありません。
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ウェッジの距離感を確かめる道具
ウェッジの距離感と方向を確かめるための道具をまとめました。パワーの使用品を示すものではなく、自分の練習環境や手持ちのクラブに合わせて選ぶ候補です。

Titleist Vokey Design SM11
ロフトやバウンスの組み合わせを選べるウェッジ。手持ちのPWとの距離差と、芝から打ったときの当たり方を試打で比べ、自分が無理なく振れる仕様を選びます。
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ゴルフ アライメントスティック 2本セット
足元と目標方向の基準として使用します。人のいる方向やスイングの通り道には置かず、狙いが変わっていないかを確認。距離の目印は施設が設置したものを使います。
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TaylorMade SpeedSoft
同じ種類のボールで、ウェッジのキャリーと転がりを比較するための候補。レンジボールとコースで使う球の違いがあるため、練習場の距離をそのまま持ち込まないようにします。
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まとめ
パワーは2026年バミューダ選手権第3ラウンド14番で、フェアウェイから74ヤードの3打目を入れてバーディー。この場面が、10月26日公開のPGA TOUR週間ベストショットの1位に選ばれました。
自分の練習では、ホールアウトしたかより、決めた振り幅でどこへ落ちたかを見てみましょう。キャリーと転がり、そして前後の幅が見えてくると、短いウェッジショットでも狙いを決めやすくなります。
- 大会・ラウンド・ホール・残り距離:PGA TOUR公式・パワーの14番バーディー(現地2026年10月24日、3打目の残り74ヤード)
- ウェッジの距離感の参考:Titleist公式・Mark Blackburn「Dial in Your Distance Wedges」(回数と練習手順は編集部の例)
















