現地2026年11月1日、メキシコ・オープン最終日の11番パー4。ベン・グリフィンはグリーン上に残った19フィート9インチ、約6mのパットを沈め、バーディーにつなげました。ピンそばまで寄せ切らなくても、グリーンに運んで次の一打を決める。そんな流れを見られる場面です。
日本時間11月2日朝に公開された11秒のPGA TOUR公式映像は、そのパットの構えから始まります。公式説明にある2打目の情報とあわせて、アプローチの着地点をどこまで狭く狙うか、残ったパットをどう練習するかを考えてみましょう。

ベン・グリフィン/ Ben Griffin
1996年5月6日生まれ。ノースカロライナ大学チャペルヒル校出身で、PGA TOURで通算3勝を挙げています。選手の基本情報はPGA TOUR公式プロフィールで確認できます。
今回は、メキシコ・オープン最終日の11番で、2打目をグリーンへ運び、約6mのパットを決めた流れに注目します。
- 1 公式映像で、約6mのバーディーパットを見る
- 2 残り147ヤードから、次の一打までつなげる
- 3 ピンそばだけが、チャンスの残し方ではない
- 4 着地点と次のパットをつなぐ、練習3ステップ
- 4.2 ピンを狙う前に確認したい条件
- 4.3 広い着地点を優先したい条件
公式映像で、約6mのバーディーパットを見る
映像出典:PGA TOUR公式映像(現地2026年11月1日・最終日11番)。再生できない場合は公式ページからご覧ください。
残り147ヤードから、次の一打までつなげる
PGA TOURの公式説明では、この日の11番は446ヤードのパー4。ティーショットは291ヤード進んで左フェアウェイへ入り、打つ前の残り距離は147ヤードでした。次のショットは145ヤードと記録され、グリーン右側のカップから19フィート9インチの位置へ。147ヤードは残り距離、145ヤードは記録されたショットの距離で、いずれも確認できたキャリーの数値とは区別します。
埋め込み映像で見られるのは、右打ちのグリフィンが構えて打つ、最後のバーディーパットです。約6mを残しても、次の一打でチャンスをものにしていることに注目しましょう。アプローチ自体の映像や使用番手、本人がどこを狙ったかまでは、この11秒からは分かりません。
ここからはアマチュア向けの考え方です。ピンまでの距離だけでなく、自分の球が散る幅と、グリーンの手前・奥に残る余裕も見て着地点を決めます。グリフィンの狙いを推測するのではなく、「乗せたあとにもプレーは続く」という視点を、自分のプランへ取り入れてみましょう。
ピンそばだけが、チャンスの残し方ではない

生徒:残り147ヤードなら、ピンの近くまで寄せないとチャンスではないと思っていました。

コーチK:グリフィンも約6mを残して、最後のパットを決めているね。自分のショットなら、ピンを狙ったときの左右の幅と、少し短い球がどこへ止まるかも見よう。まずグリーン上から次を打てる場所へ運ぶことが大切だよ。

広い場所に乗せられたときも、パットが入らないと、2打目まで失敗したように感じてしまいます。

ショットとパットは分けて振り返ろう。狙った範囲に乗ったなら、次はパットの出球と距離感を確かめる番。全部を一度に直すより、どの一打で何を確かめるかを決めると、練習がつながりやすいよ。
着地点と次のパットをつなぐ、練習3ステップ

DRILL普段の距離と左右の幅を確かめる
練習場で、無理なくグリーンを狙える距離の目標を一つ選び、同じクラブで5球。良かった一球だけでなく、通常の当たりの落下地点と左右の幅を記録します。グリフィンと同じ距離や番手に合わせる必要はありません。
DRILLピンではなく、収まりやすい面を選ぶ
コースでは、ピンの位置に加えて、グリーン手前・奥と左右の余裕を確認します。いつもの球のばらつきを当てはめ、短く外した場合と左右へ外した場合を一つずつ想像。狭い一点だけでなく、収まりやすい面として着地点を選びます。
DRILL約6mから、カップインまで続ける
練習グリーンで約6mから1球打ち、その球を最後までカップインさせます。1打目が入ったかだけでなく、残った距離と次を打つときの安心感を確認。方向や距離を変えて繰り返します。球数や距離は編集部の練習例で、周囲の利用者を優先してください。
ピンを狙う前に確認したい条件
- 普段の距離を、力まず再現できる
- 通常の左右の幅を受け止める余裕がある
- 少し短い球や奥へ出た球の行き先を確認できる
- 球のライと風を見て、狙う範囲を決められる
広い着地点を優先したい条件
- 最も良かった一球を基準にしないと届かない
- 手前や左右のミスが、難しい次の一打につながる
- 風・傾斜・ライで普段の距離を当てはめにくい
- ピンの位置しか見ず、グリーン全体を確認していない
2打目をピンそばへ寄せることと、バーディーのチャンスを残すことは、いつも同じではありません。自分の球が収まる広さと、そのあとに残るパットをセットで考えると、狙いを決める基準が増えます。難しい場所から無理に旗へ寄せようとせず、いつもの球を使える場所を探しましょう。
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まとめ:乗せたあとにも、次のチャンスがある
グリフィンは2026年メキシコ・オープン最終日11番で、グリーン上から約6mを沈めてバーディー。日本時間11月2日朝公開の11秒の公式映像では、そのパットを構えから確認できます。アプローチの残り147ヤードと、公式に記録された145ヤードのショットは、パットの距離とは別の情報です。
次のラウンドでは、アプローチの着地点を自分の通常のばらつきと照らし、乗せたあとのパットまで考えてみてください。ショットとパットを分けて振り返ることが、次に練習する課題を絞る助けになります。
- 練習の参考:Titleist公式・Skip Guss「Box Drill for Distance Putts」。本文の球数と距離設定は編集部の練習例です。大会・距離・結果は本文のPGA TOUR公式映像と説明(日本時間2026年11月2日5:52公開)を参照しています。
- 写真:Bryan Berlin/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)。2025年9月23日・ライダーカップで撮影。アイキャッチ048はトリミング、プロフィール060は縮小、いずれもWebP変換。各画像の原本情報はメディアの説明に記載。派生画像も同ライセンスで、今回のメキシコ・オープンの記録写真ではありません。
















