ゴルフ用語集|わ行
わ行(ワ〜ン)は、スコアの言い回しやラウンド中の会話でよく出てくる略語・カタカナ表現が中心。
ワンオン・ワンパットといった憧れワードから、ワッグルやワンペナなど、
意味・ポイント・ラウンドでの使われ方+キャラ会話 つきでサクッと押さえておきましょう。
ワッグル
ワッグルとは、ショットの前にクラブヘッドを小さく揺らしたり、手首を軽く動かしたりして、
リズムと脱力を整えるための準備動作のこと。プロもアマも、ルーティンの一部としてよく取り入れています。
- ガチガチに固まらないよう、アドレスで力みを抜くためのルーティン動作
- やり過ぎるとプレーが遅くなるので、「1〜2回でスッと打つ」のがスマート
- 自分なりのワッグルパターンを決めておくと、緊張する場面でも安定しやすい
よくある使い方
ネコ先生: おじさん、アドレスで固まりすぎかな。
軽くワッグルを1〜2回入れて、肩の力抜いてからスッと振ろうか。
おっちゃん: 緊張してきたらワッグルの回数だけ増えていくんよな…。
10回くらいやってからOB打つの、そろそろ卒業したいわ。
ワンオン
ワンオンとは、そのホールのパーから2打少ない打数でグリーンオンすること。
特にPar3では、1打でグリーンに乗せること自体を「ワンオンした!」と表現します。
- Par3なら1打目でグリーンに乗ればワンオン
- Par4なら2打目で、Par5なら3打目で乗せると「パーオン」だが、会話の中で「ワンオン」と混ざることもある
- ショートホールでのワンオンは、バーディチャンスの合図でありラウンドの盛り上がりポイント
よくある使い方
リスくん: ナイスショット! ショートホールでピン横ワンオンだね。
ここはぜひバーディ狙っていこう。
おっちゃん: ワシの人生、一回くらい「転職ワンオン成功しました!」って言ってみたかったな…。
だいたいグリーン手前のバンカー落ちとる気がするわ。
ワンパット
ワンパットとは、グリーンに乗ってから1回のパッティングでカップインさせること。
パーセーブやバーディを量産するうえで、ワンパットの数はスコアに直結します。
- 「今日はワンパットが多かった」=ショートゲームとパットが冴えていたラウンド
- ロングパットのワンパットは、組全体のテンションを一気に上げるスーパープレー
- 無理に狙いすぎると3パットが増えるので、「2パットOK、たまにワンパット」が理想のメンタル
よくある使い方
姉さん: 後半、ショットはイマイチだったけど、ワンパット多くて助かった〜。
やっぱりパット大事だね。
ハムくん: おじさんのオンラインショッピング、「ポチるまでワンパット」ですよね…。
カートインしたら迷わず決済まで一直線(笑)。
ワンピン
ワンピンとは、カップからピン1本分くらいの距離を表す目安。
「ワンピン弱」「半分くらい(ハーフピン)」など、距離感の会話でよく使われます。
- おおよそ1.8〜2m前後の距離をイメージして使われることが多い
- 「ワンピン以内に寄せたい」=次のパットをしっかり入れられる距離を目標にする、というニュアンス
- パットの曲がり幅の目安として「カップ1個分」「ワンピン外す」などの表現が出てくることも
よくある使い方
パンダ先輩: アプローチは、とりあえずカップワンピン以内に寄せるイメージでええで。
そこに行けばパットは勝負できる距離や。
おっちゃん: ワシの貯金、理想は「生活費のワンピン分くらい余裕あります」って言いたいんやけどな…。
現実は常に「カップオーバー気味ギリギリ」や。
ワンペナ
ワンペナとは、「ワンペナルティ」の略で、1打罰が加算される状況をカジュアルに表現した言い方。
正式なルール用語というより、プレーヤー同士の会話で使われる俗称です。
- 池やペナルティエリア、アンプレアブルの救済など、1打罰が発生する状況をまとめて「ワンペナ」と言ったりする
- 「ここ赤杭だからワンペナね〜」といった軽い声かけに登場しがち
- 正式なルール説明では使わず、あくまでラウンド中の会話用ワードだと理解しておくと良い
よくある使い方
ネコ先輩: そこは赤杭のペナルティエリアだから、ワンペナで前進してドロップしようか。
どこから打つか一緒に確認しよう。
ハムくん: おじさんのクレカ利用明細、飲み会のところ全部「ワンペナ」ってメモしておきましょうか。
1回につき1打罰=貯金マイナス1(笑)。
ワールドハンディキャップ(WHS)
ワールドハンディキャップ(WHS)とは、各国でバラバラだったハンディキャップの算出方法を世界共通化した仕組みのこと。
日本でも順次導入が進んでおり、海外ラウンドとの整合性が取りやすくなっています。
- World Handicap System の略で、18ホールのスコアやコースレートをもとに算出される
- 「ハンデ◯◯です」と言うとき、その背景にこのワールドハンディキャップの考え方がある
- 競技ゴルフやハンデ戦では、この指数を基準にネットスコアが計算されることが多い
よくある使い方
姉さん: 最近クラブでワールドハンディキャップに切り替わったから、
スコアカードはちゃんと提出しておいた方がいいよ〜。
おっちゃん: ワシの人生にもワールドハンディキャップ導入してくれへんかな…。
「仕事難易度高いから、今日のミスはネットパーでOKです」ってことにならん?
ワンサム/ツーサム/フォーサム
ワンサム・ツーサム・フォーサムは、1〜4人で組むプレーヤー人数の呼び方。
特に海外やリゾートコースの予約説明などで使われることが多い表現です。
- ワンサム:1人プレー、ツーサム:2人組、フォーサム:4人組
- 日本の多くのコースでは、基本は3〜4人のフォーサムが標準
- 平日やスループレー枠で「ツーサム割増なし」などの表記が出てくることもある
よくある使い方
リスくん: 海外サイトで予約するとき、「フォーサムかツーサムか」って聞かれること多いよ。
人数に合わせて選べばOK。
ハムくん: おじさんのプライベート、「飲み会はフォーサム、家事はワンサム」になってません?
たまには家事もフォーサム体制でお願いします(笑)。















