切り返しでクラブが急に立ち、ダフリ・トップ・引っかけが交互に出る。ここで注意したいのは、映像でシャフトが立って見えること自体を、すべてミスと判断しないことです。 結論は、後方動画の1コマだけで「寝かせる」のではなく、前傾・手元の通り道・打点を確認し、胸の回転と腕のまとまりを小さい振り幅でそろえることです。 なお、本記事は右打ちを前提にしています。左打ちの人は左右を読み替えてください。
切り返しでシャフトが立つ原因|後方動画と打点で自己診断
- 後方動画 手元が右腰付近へ下りる場面で、シャフトと前傾、クラブヘッドの位置を確認します。カメラは手元の高さ、手の後方に置きます。
- ミスの組み合わせ ダフリとトップが交互なら、クラブの傾きだけでなく、前傾の起き上がりや手元の高さも見ます。
- 打点 ヒール側へ跡が集まるか、上下に散るかを確認します。結果が安定しているなら、見た目だけで大きく変えません。
結論は、後方動画の1コマだけで「寝かせる」のではなく、前傾・手元の通り道・打点を確認し、胸の回転と腕のまとまりを小さい振り幅でそろえることです。
後方動画は、カメラの高さや向きが少し変わるだけでもシャフトの傾きが違って見えます。毎回同じ位置、同じ番手、同じ振り幅で比較してください。
見た目だけを寝かせるのではなく、前傾、手元の通り道、打点のまとまりを確認し、結果が安定している動きを大きく変えないことが大切です。
クラブの見え方は撮影条件でも変わるため、本記事では単一の形ではなく打点と球筋を含む再現性を判断基準にしています。手首・ひじ・横移動など複数の要素がクラブの傾きへ影響する点はTitleistの公式解説も確認材料にしています。 参考:Titleist「How Do You Shallow and Steepen Your Golf Swing?」
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切り返しの通り道を整える 3ステップ

DRILL 1|止めて戻すポンプドリル クラブを無理に寝かせず、右腰付近へ下りる通り道を低速で確認します。

DRILL 2|タオルを挟むハーフスイング 腕だけが先に下りる動きを抑え、胸と腕のタイミングをそろえます。

DRILL 3|打点テープで6球チェック クラブの見え方だけでなく、6球の打点がまとまったかで変化を判断します。
カメラを手元の高さ・手の後方に固定します。トップから右腰の高さまでゆっくり下ろし、手元をボール側へ投げない通り道を確認します。
対応ドリル:止めて戻すポンプドリル トップから右腰の高さまでゆっくり下ろし、止めてトップへ戻す動きを3回。そのまま打たず、まず5セット素振りします。手元を前へ投げず、胸の向きと右ひじの位置を感じます。
回数の目安:トップと右腰の間を3往復して1セット。球を打たずに5セット行います。
お尻を後ろに保って胸を回し、右ひじが体の前へ戻れる空間を作ります。タオルは痛みや窮屈さが出るほど強く固定しません。
対応ドリル:タオルを挟むハーフスイング タオルを胸の前から両上腕へ軽くかけ、腰から腰で振ります。強く巻いたり締め付けたりせず、胸と腕が同じテンポで動く感覚を作ります。痛みや窮屈さが出るほど固定しません。
回数の目安:素振り5回の後に、腰から腰の振り幅で10球を1セット。
腰から腰の振り幅で同じ条件の6球を打ち、打点の中心と散らばりを記録します。まとまってから胸から胸、フルスイングの順に広げます。
対応ドリル:打点テープで6球チェック フェースへ打点テープを貼り、同じ番手・同じ振り幅で6球打ちます。中心からの距離と縦横の散らばりを記録し、フォーム映像より先に結果の再現性を見ます。
回数の目安:同じ番手・同じ振り幅で6球を1セット。打点の中心と散らばりを記録します。
安全を確認し、最初はゆっくりした素振りから始めます。1球だけで判断せず、同じ条件を繰り返したときの傾向を記録してください。
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シャフトの見え方とミスを分ける診断表
| 観察したこと | 考えられる原因 | 次に試す確認 |
|---|---|---|
| ヒール寄り・シャンク | 手元または骨盤がボール側へ近づき、通り道が狭くなった可能性 | タオルのハーフスイングで腕と胸をそろえる |
| ダフリとトップが交互 | 前傾や手元の高さが毎回変わる | ポンプドリルを素振りから行う |
| 映像は立って見えるが打点と球筋が安定 | 個人差の範囲の可能性 | 無理に形を変えず、同じ条件で再計測する |
表と3つのドリルを同じ日に試すのではなく、変化が大きい項目から一つずつ確認します。フォームの見え方だけでなく、打点・球筋・バランスを合わせて判断してください。
よくある間違いは、「シャフトを寝かせることだけを目標にする」:クラブを背中側へ倒す操作が増え、プッシュや手遅れにつながります。打点と球筋を基準にします。 「違うカメラ位置の映像を比べる」:撮影角度だけでシャフトの見え方が変わります。高さと方向を固定します。 「いきなりフルスイングで直す」:速度が上がると元の反応へ戻りやすくなります。素振り、ハーフ、胸から胸の順に広げます。
結論は、後方動画の1コマだけで「寝かせる」のではなく、前傾・手元の通り道・打点を確認し、胸の回転と腕のまとまりを小さい振り幅でそろえることです。
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生徒: 切り返しでシャフトが立つのは必ず悪いですか?





コーチ: 必ずしも悪くありません。打点と球筋が安定しているなら、見た目だけで直す必要はありません。ミスと再現性をセットで判断します。





カメラはどこに置けばよいですか?





後方では手元の高さにし、手の後方から目標方向へ向けます。毎回同じ位置に置けるよう、打席の目印を使います。





ポンプドリルでそのまま球を打ってよいですか?





最初は素振りだけで行い、周囲の安全とクラブの通り道を確認します。その後、腰から腰の小さい振り幅へ進みます。





何球で効果を判断しますか?





1球ではなく、同じ条件の6〜10球で打点とミスの傾向を比べます。良い1球だけを判定材料にしません。
後方動画を撮っても、クラブの傾き・前傾・手元の通り道のどこを優先すべきか判断しにくい場合は、映像診断とマンツーマン指導の有無を比較します。 スイングを細かく診断できるゴルフスクールを比較する。料金面は、ゴルフスクールの料金と6か月総額を比較するで確認できます。
実践ポイント3か条
- シャフトが立って見えること自体を失敗にしない カメラを手元の高さ・手の後方に固定します。トップから右腰の高さまでゆっくり下ろし、手元をボール側へ投げない通り道を確認します。
- カメラ位置・前傾・手元の通り道を同じ条件で確認する お尻を後ろに保って胸を回し、右ひじが体の前へ戻れる空間を作ります。タオルは痛みや窮屈さが出るほど強く固定しません。
- ポンプ、タオル、打点テープを小さい振り幅から行う 腰から腰の振り幅で同じ条件の6球を打ち、打点の中心と散らばりを記録します。まとまってから胸から胸、フルスイングの順に広げます。
次に確認するレッスンは「アーリーリリースの原因を確認する」です。切り返し直後に手首の角度がほどける場合はこちらを確認します。
参考動画
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切り返しの再現性を高める練習器具
ゴルスタ編集部まとめ
シャフトが立って見えること自体を失敗にしない
カメラ位置・前傾・手元の通り道を同じ条件で確認する
結論は、後方動画の1コマだけで「寝かせる」のではなく、前傾・手元の通り道・打点を確認し、胸の回転と腕のまとまりを小さい振り幅でそろえることです。実践では、ポンプ、タオル、打点テープを小さい振り幅から行ってください。


















