初ラウンドの一日|流れとマナー完全ガイド

初ラウンドは「上手い下手」より、流れと振る舞いで9割決まります。 到着〜スタート〜プレー中〜昼休憩〜終了まで、初心者が迷子になりやすいポイントを時系列で整理。同伴者に気を遣いすぎて焦る/逆にマナーが不安…をゼロにするための「当日の台本」として使ってください。


初ラウンドの一日(振る舞い&流れ)

到着の正解
「遅れない」だけで勝ち

スタート45〜60分前到着が基本。チェックイン→着替え→軽くパット→ティへ。焦りはミスの最大要因。

プレーの正解
順番より「準備」

レディゴルフ(打つ人以外は前へ進み準備)。自分の番で慌てない=同伴者に迷惑をかけない。

マナーの正解
直す・ならす・戻す

ボールマーク直し/バンカーならし/ディボット戻し+目土。ここだけで「ちゃんとしてる人」に見える。

到着〜スタート前(ここで9割決まる)

初ラウンドで一番の敵は「焦り」。なので、当日はタイムラインを固定して、やることを減らします。

  • -60

    到着(スタート60分前が目安)

    駐車→クラブを下ろす→受付へ。初回はスタート時間・コース・カートの場所を必ず確認。

    クラブハウスに車で横付けしてキャディバッグを下ろす様子
    クラブハウスに到着したら、車の横付け→バッグ搬出→受付へ(焦り防止)。
    確認 スタートホール 確認 カート番号 確認 昼休憩の有無
  • -45

    着替え→準備(ロッカー)

    グローブ、ティ、ボール、マーカー、フォーク(ボールマーク直し)をポケットに入れて出る。ティとボールは“すぐ出せる”状態が大事。

    クラブハウス内の受付と自動精算機のイメージ
    受付〜精算の導線を一度見ておくと、帰りも迷いません。
    目標 手ぶらで迷わない 目標 ティ前で探さない
  • -25

    練習は「軽く」でOK

    打球練習できるなら7Iで5〜10球+素振りくらい。やりすぎると疲れます。できないならパット練習に全振り

    ゴルフ練習場(打席からまっすぐ広いレンジが見える)
    練習は短く。疲れない範囲で「当てる感覚」だけ作る。
    優先 パット距離感 禁止 修正し始める
  • -10

    スタート10分前:ティへ集合

    クラブはドライバー+1本(7IかUT)を手持ちで。初ホールは「安全に当てる」だけでOK。

    ティイングエリアからフェアウェイ方向を見たコースのイメージ
    最初のホールは「当てて前へ」。欲張らない。
    持つ 1W+7I/UT メモ スタートホール

初ラウンドで“嫌われない”合図

コーチ

コーチのひとこと: 迷ったら「すみません、初ラウンドなので流れだけ教えてください」と一言。これで同伴者は先回りして助けやすくなります(逆に黙って焦ってると、周りも困る)。

ティイングエリア(最初の3分の所作)

ティイングエリアのイメージ
ティでは「安全確認→素振り短く→打ったら即移動」が基本。

DO(これだけ)

  • 前の組が届かないのを確認してから打つ
  • 素振りは1〜2回でOK(長いのはNG)
  • 右へ飛びそうなら「ファー!」は早めに
  • 終わったらすぐティを拾ってカートへ

DON’T(やりがち)

  • ×前組が見えないのに“多分大丈夫”で打つ
  • ×アドレスで悩みすぎて時間を使う
  • ×打った後、球を見送って動かない(前へ進む)
  • ×「ごめん」連発で空気を重くする(切替が大事)
コーチ

コーチのひとこと: OB/ロストが怪しい時は、「暫定球打ちます」と宣言してもう1球。探し戻りの時間を減らせる=同伴者に最も感謝されます。

プレー中の流れ(レディゴルフの動き方)

「順番が来てから準備」だと詰まります。打ってない人が先に動くだけで、同伴者のストレスが消えます。

グリーンのイメージ
グリーン上は「踏まない・またがない・直す」。所作が一番目立つ場所。
  • FW

    歩きながら決める(クラブ・狙い・素振り)

    自分のボールの近くに着く前に、距離を見て候補2本を持って行く。到着したら素振り1回→打つくらいでOK。

    コツ 先にクラブを選ぶ コツ 打つ前に風を見る
  • R

    ラフは“欲張らない”

    ラフは飛距離が落ちる&曲がる。まずはフェアウェイへ戻す発想。初ラウンドは「脱出」優先が正解。

    正解 まず安全地帯 NG グリーン狙い固定
  • B

    バンカーは“出す”が正義

    いきなり寄せようとしない。まず確実に出す。出したらレーキでならす(一番見られる所作)。

    目的 1回で脱出 マナー ならして戻る
  • G

    グリーン上は「踏まない・置かない・またがない」

    他人のパットラインをまたがない、クラブやバッグをグリーンに置かない。終わったら旗を戻す(同伴者と役割分担)。

    必須 ボールマーク直し 必須 ライン配慮

スコアは「ボギーでOK」でラクになる

コーチ

コーチのひとこと: 初ラウンドはパーを狙うより、大事故を減らす方がスコアも気持ちも安定。“次で戻せる”と思えれば、1打の重さが軽くなります。

昼休憩(ここで崩れる人が多い)

昼は「食べすぎ」「飲みすぎ」「後半の集合遅れ」で一気に崩れがち。やることはシンプルです。

クラブハウスのランチのイメージ
昼は「腹7〜8分+集合時間確認」。後半で崩れない。

昼休憩の3チェック

後半ティへ5分前集合
  • 集合時間を先に確認する「後半のスタートは何時ですか?」を最初に聞く
  • 食事は腹7〜8分にする眠くなる&体が回らないのを防ぐ
  • パット距離感を1回だけ思い出すスタート前に2〜3球転がすだけでOK

終了〜精算(最後まで“感じ良く”)

終わり方が良いと、次も誘われます(本当に)。最後にやることはこの3つ。

最後の所作

  • クラブ本数をチェックしてから積み下ろし
  • 同伴者へ「今日はありがとうございました」だけで十分
  • 帰宅後に良かった点/課題1つだけメモ(次に効く)

やらない

  • ×反省会で長話(疲れてる人が多い)
  • ×言い訳を並べる(空気が微妙になる)
  • ×次の予定を無理に詰める(まず帰る)
クラブハウス・コースの雰囲気イメージ
最後までテンポ良く。終わり方が良いと、次も誘われます。

当日用:持ち物ミニチェック

“ポケットに入れて出る”もの

探さない=詰まらない
  • ティ(長短)最低3本。折れる&無くす前提
  • ボール(3個)初回はロスト前提。多く持ちすぎない
  • マーカーフォークグリーン上の所作が綺麗になる
  • グローブ汗で滑るなら替えも1枚

よくある質問(FAQ)

生徒

生徒: 前の組が見えない時、打っていいか判断できません…。

コーチ

コーチ: 迷ったら打たないが正解。届く距離か不安なら同伴者に「ここ届きます?」でOK。安全が最優先。

OBっぽい時、探しに行っていいんですか?

まず暫定球。「暫定球打ちます」と言って打ってから探す。見つからなければ暫定球で続行=全員が助かる。

パットが全然入りません…焦ります。

初回は入らなくて普通。意識するのは3パットを減らす距離感だけ。5mは入れに行かず「50cm圏内」に寄せれば十分。

まとめ:初ラウンドの“勝ち方”

初ラウンドは、スイングを見せる日じゃなく「流れを崩さない日」①早め到着 ②レディゴルフ ③直す・ならす・戻すの3つだけ守れば、同伴者からの評価は一気に上がります。結果、気持ちがラクになってショットも安定します。