前回の記事 ゴルフスイングのタメ作り|3ステップと即効ドリル では、下半身からクラブへ動きを伝える順番を解説しました。その土台になる「股関節の使い方」を解説します。腰だけを無理に回すのではなく、左股関節を後ろへ引き、右脚を伸ばす。左右の役割を分けると、骨盤は鋭く回りながら前傾も保ちやすくなります。
結論:股関節は「左を後ろ・右を伸ばす」で動く
- 左股関節は内旋させる … 左足へ踏み込みながら、左ももが内側へ向く動きを使う。
- 左のお尻を後ろへ引く … 左腰を目標方向へ押すのではなく、背中側へ逃がして回転スペースを作る。
- 右脚は斜め内側へ伸ばす … 右ひざを前へ出さず、地面を押しながら骨盤の回転を後押しする。
股関節がうまく動かない原因は、「腰を回そう」として上体と骨盤を一緒にねじることです。切り返しで左足へ乗り、左のお尻を後ろへ引く。その動きに右脚の伸びが重なると、骨盤は無理なく回ります。形を先に作るのではなく、左右の脚を正しい順番で使うことがポイントです。
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股関節が動く「構え」と「切り返し」
- 構え: 股関節から前傾し、ひざは軽くゆるめる。つま先やかかとへ寄りすぎない。
- 切り返し: 左足へ踏み込んだら、左股関節を内旋させながら左のお尻を後ろへ引く。
- 加速: 右脚を斜め内側へ伸ばし、骨盤の回転を止めずにインパクトへ向かう。
大切なのは、左ひざを強く固定することでも、腰を速く振り回すことでもありません。踏み込む→左のお尻を引く→右脚を伸ばすという順番がそろえば、骨盤の回転と前傾維持が同時に起こります。
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股関節の動きを覚えるドリル 3つ

腰の高さの台へ両手を軽く置き、左足へ体重を移します。上体を力ませず、左足で地面を受け止める感覚をつかみます。
左ももを少し内側へ向けながら、左のお尻を背中側へ引きます。左ひざを固めず、股関節の中で骨盤が回る感覚を確かめます。
右足で地面を押し、右ひざを前へ出さずに脚を伸ばします。右ももを内側へ絞るように使い、左のお尻の動きと同時に行います。
最初はクラブを持たず、ゆっくり3動作をつなげてください。速く回ろうとせず、左のお尻が後ろへ動いた結果として骨盤が回る状態を10回続けて再現できれば十分です。
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よくある質問(FAQ)
生徒: 腰を速く回そうとすると、体が起きてトップします。




コーチ: 回転速度より、左のお尻を後ろへ引く方向を優先してください。左腰を前へ押すと前傾がほどけやすくなります。




左ひざは伸ばした方がいいですか?




最初から突っ張らせません。踏み込みでは少し曲がり、左のお尻が後ろへ動く途中で自然に伸びる順番です。




右足は蹴れば蹴るほど回転が速くなりますか?




真上へ跳ぶように蹴ると体が起きます。右脚は斜め内側へ伸ばすイメージで、左のお尻の動きを補助してください。
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実践ポイント3か条
- 左足で受け止める … 切り返しで左足へ踏み込み、回転の支点を作る。
- 左のお尻を後ろへ … 左股関節を内旋させ、前傾を保ったまま骨盤を回す。
- 右脚は斜め内側へ … 真上へ跳ばず、地面を押して骨盤の回転を加速させる。
3つを一度に速く行う必要はありません。鏡やスマホで、インパクト付近に左のお尻がアドレス時より後ろへ動いているかを確認してください。
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参考動画
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ゴルスタ編集部まとめ
股関節を動かすとは、腰を無理に振ることではない。左のお尻を後ろへ引き、右脚を伸ばすこと。
踏み込み・左股関節の内旋・右脚の伸展を順番に覚えると、骨盤は鋭く回り、前傾も残りやすい。
今日の練習では、まず台に手を置いたドリルを10回。その後にクラブを持ち、ハーフスイングで同じ動きを確かめてください。
股関節の動きを動画だけで確認しづらい場合は、スイング解析を受けられるゴルフスクールの比較も参考にしてください。
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