ザンダー・シャウフェレのドライバースイングと股関節の使い方を、PGA TOUR公式「Swing Theory」の側面映像で解説します。注目したいのは腰を勢いよく回すことではなく、左右の股関節で支点を入れ替えながらインパクトの空間を作る順序です。
動画はドライバーの側面映像が始まる5分17秒から再生します。本人の感覚や映像に映らない力の向きは推測せず、画面で確認できる骨盤・脚・上体の順序を、アマチュア向け3ステップドリルとして見ていきます。
ザンダー・シャウフェレ/ Xander Schauffele
- PGA TOUR通算10勝。2024年に全米プロと全英オープンを制した、メジャー2勝のプレーヤー。
- 今回の注目は、上体を突っ込ませず、左股関節を後ろへ動かしてインパクトの空間を作る順序です。
- 1 ザンダー・シャウフェレのPGA TOURスイング映像
- 2 ザンダー・シャウフェレの股関節の使い方|支点を入れ替える
- 3 真似したいのは腰の速さではなく、左のお尻が動く方向
- 4 左股関節を後ろへ動かす3ステップ
- 4.2 うまく動いているサイン
- 4.3 動きをやり直したいサイン
ザンダー・シャウフェレのPGA TOURスイング映像
ザンダー・シャウフェレの股関節の使い方|支点を入れ替える
側面映像では、トップから左足へ圧を受け渡し、左のお尻がボール方向ではなく後方へ動く流れが確認できます。その空間へ腕が下り、右脚は伸びながら骨盤の回転を助けています。
大切なのは、骨盤だけを先に開くことではありません。左足で受ける、左股関節を後ろへ動かす、右脚が伸びるという順序がそろっていることです。
上体と頭の位置が大きく前へ流れないため、回転が速くても前傾を保ちやすくなります。逆に「腰を回す」だけを強めると、骨盤がボールへ近づき、クラブを下ろす場所が狭くなりやすいので注意してください。
真似したいのは腰の速さではなく、左のお尻が動く方向

生徒: ザンダーみたいに腰を速く回せば、ヘッドスピードも上がりますか?

コーチK: 速さは結果です。まず左足で受けて、左のお尻を後ろへ動かす。回そうとする前に、回れる場所を作りましょう。

左腰を目標方向へ強く押し込む感じではないんですね。

左のお尻をかかとの後ろへ引く感覚です。股関節が後ろへ動けば、上体を起こさずに腕を通す空間ができます。
左股関節を後ろへ動かす3ステップ

DRILL机に手を置き、左足で受ける
机や椅子の背に両手を添え、トップの向きを作ります。体を急いで回さず、左足の内側へゆっくり圧を移します。
DRILL左のお尻を後ろへ引く
左膝を目標方向へ流さず、左股関節を内側へ回しながら、お尻をかかとの後ろへ動かします。骨盤とボールの距離を保ちます。
DRILL右脚を斜め内側へ伸ばす
左足で受けたあと、右脚を上へ跳ねるのではなく斜め内側へ伸ばします。動きがつながったら、クラブを持ってハーフスイングで確認します。
うまく動いているサイン
- 左のお尻がアドレス時の線より後ろへ動く
- 頭と胸がボール方向へ大きく流れない
- 右かかとは左足へ圧が移ってから上がる
- 股関節や腰に強い痛みが出ない
動きをやり直したいサイン
- 骨盤がボールへ近づく
- 左膝をすぐ伸ばし切る
- 胸と背骨がインパクト前に起き上がる
- 右かかとだけを勢いよく跳ね上げる
股関節の内旋や左右の脚の使い方は、股関節の使い方を3ステップで解説したレッスン記事で、動作を分けて詳しく確認できます。
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まとめ
ザンダー・シャウフェレの側面映像で参考にしたいのは、腰の回転速度そのものではありません。左足で受け、左股関節を後ろへ動かし、右脚が伸びる順序によって、前傾と腕の通り道を保っている点です。
まずは机に手を置いた低速ドリルで、骨盤がボールへ近づかない動きを作ります。動作を分解して確認したい方は、股関節の使い方を解説したレッスン記事もあわせて試してください。



















