約2.7mを沈めてバーディー。クリス・カークがバターフィールド・バミューダ選手権の第3ラウンド15番で決めたパットを、新着のPGA TOUR公式映像で見てみましょう。短すぎず、長すぎない距離だからこそ、入ったかどうかに加えて、狙う方向と転がす強さを分けて見ると練習のヒントになります。
対象のプレーは現地2026年10月24日。公式サイトで10月26日に確認した新着映像です。動画はパットの構えに切り替わる13秒から再生します。

クリス・カーク/ Chris Kirk
ジョージア大学出身、PGA TOUR通算6勝。今回のバミューダ選手権では第3ラウンドを終えて通算13アンダー、6位タイにつけました。
15番では、2打目でグリーンに乗せた後のパットを決めました。写真:Goose Lover 4308/Wikimedia Commons(2021年、CC BY-SA 4.0、トリミング)。利用条件は末尾の出典へ。
- 1 クリス・カークの約2.7mバーディーパットを公式映像で見る
- 2 第3ラウンド15番|8フィート10インチを沈めた一打
- 3 入ったかどうかに加え、方向と距離感を分けて見る
- 4 約2.7mのパットを確かめる、3ステップ
- 4.2 狙う方向を確認しやすい条件
- 4.3 距離感を慎重に確かめたい条件
クリス・カークの約2.7mバーディーパットを公式映像で見る
映像出典:PGA TOUR公式・カークの15番バーディーパット(10月26日確認)。公式タイトルは9フィート、説明の正確な距離は8フィート10インチ。パットを構える13秒から再生します。
第3ラウンド15番|8フィート10インチを沈めた一打
舞台はバミューダのポートロイヤル・ゴルフコース。第3ラウンド15番は385ヤードのパー4です。公式動画の説明によると、カークは2打目でグリーンに乗せ、8フィート10インチ(約2.69m)を残しました。その3打目を沈めてバーディーにしています。距離はパット前の残り距離で、映像から測った転がりの長さではありません。
映像では、カークが構えを整え、球を転がし、カップへ入れる一連の流れが見られます。短い映像だけで正確な傾斜や狙った点、打ち出し速度を確定することはできません。「何カップ曲げた」「強めに打った」と本人の意図まで決めつけず、動きと結果を分けて見ます。
ここからは編集部の解説です。約2.7mでは、カップだけを見て毎回強さを変えると、外れた原因も曖昧になりがちです。練習ではまず平らな短い距離で狙う方向を確かめ、その後に約2.7mで止まる位置を比較します。入った1球より、同じ狙いで打った数球がどこへ集まったかが次の判断材料になります。
入ったかどうかに加え、方向と距離感を分けて見る

生徒: これくらいの距離は入れたいですね。外したら、すぐ打ち方を変えるべきでしょうか?

コーチK: まず、狙った方向へ出たかと、どこまで転がったかを分けよう。カップの左右に外れたからといって、必ず打ち方が悪いとは限らない。読みと強さの組み合わせも関わるからね。

方向と距離感を、一度に練習しようとしてしまいます。何から始めると分かりやすいですか?

短い平らな場所で、打ち出しの目標を一つ決めよう。Titleistの公式レッスンでも、ティーを使ったゲートで打ち出し方向のフィードバックを得る方法を紹介している。方向の確認をしてから距離を延ばすと、何を変えたか整理しやすいよ。
約2.7mのパットを確かめる、3ステップ

DRILL短い平らな場所で方向を確認
練習グリーンの平らで短い約1mから始めます。球の少し先に目標を一つ決め、そこへ打ち出せたかを5球ずつ確認。ティーを使える練習場所なら、球が無理なく通る幅のゲートを作っても構いません。ほかの利用者の通り道を避けましょう。
DRILL約2.7mで止まる位置を比べる
次に約2.7mへ延ばし、目標とする止まり方を決めて5球。カップを使う場合も、入った数だけでなく、外れた球が手前・奥・左右のどこへ止まったかをメモします。強さを一球ごとに大きく変えず、同じ狙いでまとまりを確かめます。
DRILL1球ずつ、手順をやり直す
最後は球を1球にして、読む・素振り・構える・打つ、の順で毎回やり直します。同じ場所から続けて打つ練習と、毎回仕切り直す練習を比べましょう。回数や距離は編集部の練習例です。カーク本人の練習法を示すものではありません。
狙う方向を確認しやすい条件
- 平らで速さを確かめた練習場所
- 球の少し先に打ち出しの目標がある
- 同じ距離・同じ種類の球で比べられる
- 外れた球の止まった位置も記録する
距離感を慎重に確かめたい条件
- 速い下りや傾斜の変わり目がある
- グリーンの速さをまだ確かめていない
- 強く打つことだけで曲がりを減らそうとする
- 1球の結果だけで大きく打ち方を変えたくなる
コースでは、入れたい距離でも、外した後に残る距離まで考えて狙いと強さを決めることが大切です。平らな練習グリーンでできたことを、下りや速い傾斜にそのまま当てはめないようにします。速さが読めていない日は、まず長い返しを残さない距離感を確かめましょう。
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方向と距離感をそろえる練習の道具
パットの方向と距離感を比べる練習に関連する道具です。カークの使用モデルを示すものではありません。手持ちのパターと球から始められ、道具を買い足す前に、同じ条件で何が変わるかを確かめることができます。

Tabata フラットパターマット R-2.5
短い距離で狙う方向をそろえる自宅練習の候補。置く床が傾いていないかを確認して使います。マットとコースのグリーンでは速さが違うため、マットでの振り幅をそのままコースの距離に置き換えないようにしましょう。
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ゴルフ アライメントスティック 2本セット
練習場所で構えの向きと目標方向をそろえる補助に。球やパターの通り道から外した位置で安全に使い、プレー中のグリーンに目印として置く使い方はしません。施設の利用ルールも確認してください。
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TaylorMade SpeedSoft
使用球を選べる練習場所で、同じ種類の球を続けて使う候補。モデルを混ぜずに止まる位置を比べると、距離感を確認する条件をそろえやすくなります。カーク本人の使用球を紹介するものではありません。
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まとめ
カークは現地10月24日のバミューダ選手権第3ラウンド15番で、8フィート10インチのパットを沈めてバーディーを奪いました。約2.7mの一打から取り入れたいのは、狙う方向と転がす強さを分けて振り返る視点です。映像だけで読みや本人の意図を推測せず、構えから結果までを見てみましょう。
次の練習では、短い平らな場所で方向を確認してから約2.7mへ。入った数に加えて、球が止まった位置を残してみてください。距離と傾斜が変わっても、自分のパットのどこを確かめるかが明確になります。
- 打ち出し方向の練習の参考:Titleist公式・Skip Gussのゲート練習(記事中の回数・距離は編集部の練習例)
- 写真:Goose Lover 4308/Wikimedia Commons「Chris Kirk at the 2021 Players Championship」(2021年、トリミング)。改変後の写真もCC BY-SA 4.0で提供。原本:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Chris_Kirk_at_the_2021_Players_Championship.jpg
















