パボン、287ヤードのパー4でイーグル|約14mを沈めた13番【2026】

2025年トラベラーズ選手権のマチュー・パボン(Bryan Berlin / CC BY-SA 4.0)
Bryan Berlin / CC BY-SA 4.0(2025年撮影)

2026年10月31日、メキシコ・オープン第3ラウンド。マチュー・パボンは287ヤード設定の13番パー4をワンオンし、46フィート4インチ(約14.1m)のパットを沈めてイーグルを奪いました。短いホールでも、グリーンに乗せた後にもう一仕事が残ることを感じる場面です。

PGA TOURが日本時間11月1日朝に公開した約20秒の公式映像を、パットの構えから紹介します。ワンオンの華やかさとともに、ティーショットの狙いを次の一打までつなげて考えてみましょう。

PLAYERマチュー・パボン
TOURNAMENT2026 メキシコ・オープン
HOLE第3日・13番パー4
SHOTワンオン→約14.1mを決めイーグル
2025年トラベラーズ選手権のマチュー・パボン(Bryan Berlin / CC BY-SA 4.0)

マチュー・パボン/ Matthieu Pavon

フランス・トゥールーズ出身/2013年プロ転向

2024年ファーマーズ・インシュランス・オープンでPGA TOUR初優勝。DP WORLD TOURを経て、PGA TOURでも勝利を挙げたフランスの選手です。

今回注目するのは、短いパー4で1打目をグリーンに運び、残った長いパットも決めたプレーです。

公式で確認する

公式映像で、約14mのイーグルパットを見る

映像出典:PGA TOUR公式映像(現地2026年10月31日・第3ラウンド)。再生できない場合は公式ページからご覧ください。

287ヤードのパー4を、次の一打まで考える

PGA TOURの公式説明によると、この日の13番は287ヤードのパー4。パボンのティーショットは飛距離301ヤードと記録され、グリーン右側に乗りました。そこからカップまで46フィート4インチが残り、2打目のパットを決めています。287ヤードはホールの設定距離、301ヤードは記録されたドライブ距離で、キャリーとは区別します。

映像は右打ちのパボンがパットを構えるところから始まり、ボールがカップへ向かい、入るまでを追います。見たいのは、ワンオンしても約14mのパットが残っていること。ティーショット自体はこの映像に含まれず、その使用クラブや本人の狙いまでは確認できません。

ここからはアマチュア向けの考え方です。「短いパー4だから届かせる」と距離だけで決めず、グリーン手前までのキャリー、左右の広さ、奥へ転がる余地を確かめましょう。PGA of Americaのコースマネジメント解説でも、距離が短い場所では広い着地点を選び、位置取りを考えることを勧めています。

ワンオンの先に、どんなパットが残るか

生徒

生徒:287ヤードのパー4なら、やっぱりドライバーでワンオンを狙いたくなります。

コーチK

コーチK:まず自分の普段のキャリーと左右の幅を見よう。最長の一球で届いても、少し短い球や曲がった球を受け止める場所が狭ければ、同じようには狙えないよ。

生徒

乗れば簡単なバーディーだと思っていましたが、パボンも長いパットが残っていますね。

コーチK

そうだね。乗せることだけでなく、そこから何打で上がれそうかまで考えたい。広い場所へ刻んで得意な距離を残す方法と、ワンオンを狙う方法を、次の一打も含めて比べよう。

短いパー4のプランを整える3つの練習

短いパー4でグリーンを狙う場合と広いフェアウェイへ刻む場合を考える説明用イラスト
1

DRILL普段のキャリーと左右の幅を比べる

練習場ではドライバーとフェアウェイウッドをそれぞれ5球ずつ。最も飛んだ一球だけでなく、通常の当たりのキャリーと、左右に散る幅を記録します。距離計測ができない場合は、落下地点の目印を使って傾向をつかみます。

2

DRILL二つの着地点と、その後を描く

コース図を見て、グリーンを狙う着地点と、手前の広い着地点を一つずつ決めます。それぞれの手前・左右・奥にミスした場合、次をどこから打つことになるかを確認。必要なキャリーに余裕がない方は候補から外します。

3

DRILL長いパットを最後まで続ける

練習グリーンで10〜15mほど離れた場所から1球打ち、その球を続けてカップインまで打ちます。1打目が入ったかだけでなく、残した距離と2打目の打ちやすさを確認。最初から難しい傾斜だけを選ばず、距離の異なる場所でも試します。

ワンオンを狙う前に確認したい条件

  • 手前までの必要なキャリーに余裕がある
  • 通常の左右のばらつきを受け止める幅がある
  • 奥への転がりや外した先も確認できている
  • いつものテンポで打てるクラブを選べる

広い場所へ刻む方を選びたい条件

  • 最長の一球だけを基準にしないと届かない
  • 少し短い球や左右のミスがすぐ罰につながる
  • 落下地点や奥の余裕を確認できていない
  • 強い風などで普段の距離を当てはめにくい

短いパー4の狙い方は、ワンオンできるかだけでは決まりません。ティーショットのミスの幅と、その後に残る一打を一緒に見ます。得意な距離を残せる広い場所があれば、それも十分に攻めの選択肢です。

狙いと距離を確認するための道具

ティーショットのクラブ選び、向きの確認、同じボールでの距離把握に使う道具です。パボンの使用用品を示すものではありません。

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ティーショットのクラブ選び

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ドライバーより短い距離を狙うときの候補。番手やロフトだけで決めず、自分のキャリーと左右の幅がそろうかを試打で確認します。

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狙う方向を確認

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練習場で足元と目標方向の基準を作り、狙った広い場所へ構えられているかを確認します。ボールやクラブの通り道を妨げない安全な位置に置きます。

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同じボールで距離を把握

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普段のボールをそろえ、クラブごとのキャリーやパットの転がりを比較するときに。レンジボールの飛距離を、そのままコースで使う距離の基準にはしません。

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まとめ:届く距離と、その後の一打をつなげる

パボンは2026年メキシコ・オープン第3ラウンドの13番でワンオンし、約14.1mのパットを決めてイーグル。短いパー4のチャンスを、ティーショットとパットの2打で仕上げました。

次のラウンドでは、届く距離だけでなく、少し外したときの余裕と残る一打も見てみましょう。ワンオンを狙うか、広い場所へ刻むかを普段のキャリーと左右の幅で選ぶと、短いホールの攻略を組み立てやすくなります。

  • 大会・日付・ホール・距離:PGA TOUR公式映像と説明(現地2026年10月31日/日本時間11月1日6:34公開)。コースマネジメントの参考:PGA of America「A Clinic in Course Management」。
  • 写真:Bryan Berlin / Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)。2025年6月18日・トラベラーズ選手権で撮影。アイキャッチはトリミング、プロフィールは縮小・WebP変換。派生画像も同ライセンス。今回のメキシコ・オープンの記録写真ではありません。

補足:広告・アフィリエイトリンクを含みます。練習図は考え方を示す説明用イラストです。